初日: ガウス過程と機械学習入門

「機械学習」という言葉は聞いたことがあるが、「ガウス過程」ははじめてという方もいらっしゃるかと思います。 たとえば、線形回帰の場合、最小二乗を用いて、データから切片と傾きがひとつに決まります。 ガウス過程は、切片と傾きに事前確率をおいて、ベイズ的に議論を進めていくものです。 Rasmussen & Williams "Gaussian Processes for Machine Learning"というテキストが有名ですが、 一般のデータサイエンティストや学生などには、敷居が高かったもしれません。 持橋先生、大羽先生の新書は、幅広い読者を意識して、機械学習の知識をあまり仮定しないで、平易に書かれています。 当日の講義も、多くの方に満足していただけるものと、期待していただいてよいでしょう。

(第0章だけでも読まれていると、当日の理解が違ってくると思います)

タイムスケジュール

3/11(月)大阪大学中之島センター佐治記念ホール
9:40-10:00オープニング
1. 実行委員長 鈴木讓より、開催趣旨
2. MMDS 副センター長 鈴木貴より、ご挨拶
3. 講談社 MLP編集担当 横山信吾様より、お言葉
(司会: 鈴木 讓)
10:00-18:00
昼60分休憩
コマの間に休憩
ガウス過程と機械学習入門
1. 確率的生成モデルとベイズ推定
2. 線形回帰モデルと基底関数
3. ガウス過程回帰とハイパーパラメータの推定
4. 補助変数法によるガウス過程回帰の高速化
持橋大地 先生
大羽成征 先生
(司会: 鈴木 讓)

ポスター(初日)